ボーナスのある会社にお勤めの方は、すでに支給されている方がほとんどでしょう。
日本経済新聞社によれば、2014年夏のボーナス調査によると、全産業の平均支給額は13年夏比で5.92%増の818,340円と6年ぶりに80万円台に回復したそうです。

ボーナス払い 住宅ローン

円高修正を追い風に鉄鋼、自動車、部品など製造業の支給増が目立ち、主要企業のボーナス増は、消費増税で減速している個人消費に対して一定の押し上げ効果が見込めるとか。。。

ボーナスの使い道は、

1位 「貯金」
2位  「ローン返済」

この2つが圧倒的に多いのが現実です。

毎月のローンだけでも苦しいのに、今月のボーナス払いをどうしよう!
この3連休は、7月末のボーナス払いをどうしたら良いかという相談がいくつかありました。

 

 

【ケース1】
一時的につらいけど、いまの苦しさをあともう少し頑張れば、なんとか乗り越えられる。具体的には、子供の学費(年間150万円)があと1年半でかからなくなるので、ご主人様は土曜日と夜にアルバイトをして、奥様はパートに出ている。

【ケース2】
親族等にお金を借りたり、貯金を食いつぶして何とか今は出来てるけど、1年後か2年後かには今のままでは間違いなく払っていけなくなる。家族の介護があるため、アルバイトをすることは出来ず、残業も出来ない。

ケース1の場合は、いま支払いが苦しい理由が明確にわかっているので、期限付きで家族で頑張れる可能性は高いと思います。このタイプの方は、任意売却を考えて私の所に相談にくるより、銀行に支払い条件の変更をしてもらう相談にすぐに行くべきです。

ケース2の場合は、仮に銀行に相談に行き、支払い期間を延長してもらったところで、根本的な解決にはなってません。収入を増やすことも難しく、今後さらに医療費等が嵩む可能性もあるので、貯金が底をつく前に売却の手続きを進めた方が良いかもしれません。

 

 

ボーナスで喜んでいる人が反面、その裏側でボーナス払いでお悩みの方も多くいらっしゃいます。住宅ローンを借りるときは、ボーナス払いに依存しすぎないように、住宅ローンの総額の2割以内にすることを私はお勧めしています。

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