宮城県仙台市からのお問合せ
「競売になってしまいました。個人からの借入れで、売れば全額返済できると思うので、任意売却をしたいと思います。」
ざっくり、4000万円程借入れしているのですが、売却すればいくつか不動産を所有しているので、5000万円は超えるそうです?(希望的観測でしょう)
個人からの借入れで競売になっている点、競売開始決定の通知が届いてから3ヶ月経っているという点から、何か隠しているか、問題点はあるだろうと推測するが、
『じゃあ、急いでやっていきましょうね!』
返答するが、様子がおかしい。
「いやー、そちらは東京ですし、遠いので仙台の不動産屋を紹介してもらえませんか?」
まだ、数分話しただけですから、地元の業者を紹介するような人間関係も出来ていませんし、胡散臭さプンプンです。そもそも、だったら始めから仙台の不動産屋に行けばいいんです。
わけのわからないと言ったら失礼ですが、紹介しても迷惑かけるだろうと判断し、
『紹介はさせていただきますよ。ただ、それは、現段階ではなく、当社に売却依頼をされた後で、こちらで業者と打ち合わせをした上での話となります。』
「そうですか。じゃあ、結構です」
一方的に電話は切られました。
仙台の業者と電話で話す機会があったので聞いてみると、内容は詳しくは覚えてないようでしたが、2ヶ月程前に問合せがあったそうです。
それぞれ言えない事情はあるんでしょうけど、
まず、個人からの借入れで競売になっているということは、かなり人間関係が拗れている。
売却して全額返済できるのであれば、早く販売を始め、高く売るチャンスがあるのに、競売開始決定通知後3ヶ月経っても、販売もしていない。
本当に5000万円の価値のある不動産であっても、売り急がなければいけませんし、不動産業者も中々買い取りきらないでしょうから、3000万円程になってしまうかもしれませんね。
債権者が、そんな金額で応じるかと言うと…
私が、債権者だったら応じませんね。
時間がないと、ドンドン不利になってしまいますよ~
株取引や、不動産投資とは違いますが、どこで損切りできるかも大事ですね。
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