ここのところ続けて保証人の方から恨み言を聞かさている。
加藤氏は同業者の大口氏から保証人を頼まれ、
断りにくかったようで保証人を引き受けてしまった。
そして経営破綻した大口氏は夜逃げ。
後には多額の保証債務に途方にくれた加藤氏が呆然と佇む・・・
債権者としては、当然の事ながら保証人として保証債務の履行を求める。加藤氏としては保証人になった事は事実で否定しようもないが、自ら一銭も使っていないお金を返さなければならないという理不尽さが腑に落ちない。
「絶対に迷惑はかけないから」という大口氏の言葉を信じた自分たちが悪かったと、後悔してもすでに後の祭り。
加藤夫人も同様で、「大口氏を探し出してくれ」と。
しかし私は探偵でもないので、そんな事はムリ。
保証人になるという事は、「本人が払えなくなった時に、代わりに払います」という事ですが、意外とそんな事は意識していない。
契約書に判を押す時は、「自分が借りる」と思って押さないといけない。
よく契約書を読んで、自分はその通りに実際に返済できるのか考えないといけない。
年に一度は本人から残高明細をもらい「自分が返済しなければならない金額がこれだけ減った」と喜ばないといけない。
なのによく考えもせずに、気軽に判を押すからこうなってしまうのかもしれませんね。
保証人とはどういうものか?学校では教えてもらえないかもしれませんが、一般の人も当然のように知っていないといけません。
「保証人とは」と聞かれて、そんなの知っているよとみんな簡単に答えると思うが、「保証人になる」という事の意味を本当にわかっている人は意外に少ないと思えてなりません。
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