2年ほど前の大規模修繕工事の際、異物混入や鉄筋不足など、構造上の欠陥が見つかり、壁のタイルをはがすと発泡スチロールや木枠が出てきたそうです。
東日本大震災では激しく揺れ、さらに複数のひび割れができてしまい、住民はビックリ!2011年3月に建替えを決議しました。

ちなみに、建物の区分所有等に関する法律では、マンション建替えは、区分所有者及び議決権の各4/5(8割)以上の決議が必要です。

ライオンズマンション京町の住民にとっては、本当につらい出来事だと思います。
せっかく買ったマイホームが欠陥住宅だなんて本当に最悪な出来事です。

でも、これは考えようによってはなんですが、たまたま大規模修繕で見つかった欠陥に救われたのかもしれません。欠陥があるのに、表面化していないマンションはまだあるかもしれないですよね。

あなたが住んでいるライオンズマンションは大丈夫なのでしょうか?
東亜建設工業が施工したマンションは大丈夫なのでしょうか?

そういえば、売却の専任媒介もらっている中に、ライオンズガーデンあったなー。しかも割と近所。東亜建設工業の施工物件もあった気がします。販売に悪影響を及ぼさないでくれると良いのですが。

川崎市のマンションで構造欠陥見つかる 販売会社の「大京」などが費用負担し建て替えへ
フジテレビ系(FNN) 8月28日(日)17時7分配信
分譲マンション大手の「大京」が販売した神奈川・川崎市川崎区のマンションで、構造上の欠陥が見つかり、販売会社などが費用を負担して建て替えることがわかった。
欠陥が見つかったのは、1997年に完成した川崎市の「ライオンズマンション京町」。
販売した大京によると、2009年3月の大規模修繕工事の際、コンクリートの柱や壁の一部に、木片などの異物混入や鉄筋不足など、構造上の欠陥が見つかったという。
住民側と大京が2011年3月に協議した結果、大京と施工を担当した東亜建設工業が、建て替え費用のおよそ16億6,000万円と、72世帯分の引っ越し代を負担することで合意した。
新たなマンションは、2013年に完成する予定。

ライオンズマンション京町 概要
住所:神奈川県川崎市川崎区京町2-1-1
施工会社:東亜建設工業
事業主:大京
構造:鉄筋コンクリート造7階建
総戸数:72戸
築年月:平成9年(1997年)3月築
交通:京浜急行線「鶴見市場」駅 徒歩10分


追記
平成24年5月19日 解体もだいぶ進みました。


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