
昨日は千葉都市モノレールにのって千葉市若葉区みつわ台へ面談にいってきました。
駅から15分程あるくと、じっとり汗がにじんできましたが、天気も良く過ごしやすい気候ですね。
さて、前回「賃貸物件は任意売却できない」という記事を書きましたが、進展がありましたので更新します。
任意売却の際、通常は室内写真を撮って債権者に査定書の添付書類として提出するのですが、賃貸中のため写真が撮れません。というのは前回までの話。
売主の勝手な都合ではありますが、写真を撮らしてほしい旨の連絡をすると、なんとあっさりOKがもらえました。さらに、金額によっては購入しても良いとのことです。
希望金額でなければ、出ていく事も仕方ないとまで話がつき、世の中、良い人がいるもんです!
一気に事態は変わりました。
早速、債権回収担当者に連絡。購入の件は未確定の話なので、写真が取得できるようになったことだけを伝えます。
担当者は、にわかには信じられないといった対応で、なんか歯切れが悪い。上司に確認して、折り返し連絡するとのこと。
もうこの件は競売で進めるので、任意売却はしたくないような感じに聞こえます。
翌日、債権回収担当者より
「あくまでも一般の方が居住用目的で購入をしてくれることが、任意売却の前提になりますので、今の状態では任意売却はできません!」
賃借人が今すぐ出ていき、空室にならないと、任意売却はできないというのです。
「賃借人が、販売活動において内覧にも協力すると言ってくれてるので、売主が居住中の物件と同じですよ。投資目的ではなく、居住用目的の買主を探せばいいんですよね。」
「信用できないなら、3か月後に賃借人が出ていくと合意書かわせば、問題ないですよね。」
何を言っても、任意売却できないとのことでした。それなら、はじめから「賃貸中の場合、販売開始時点で空室にならないと、任意売却できません」と言ってくれればいいのに。
時間のムダですし、何よりせっかく、内覧にも協力するし、購入も考えてくれると言ってくれている賃借人様に申し訳なく思います。
4月28日 債権者より査定書、写真等送ってくれと連絡あり(この時点で私から賃貸中だと伝えていますし、もっと前か賃貸中の事はわかっているはず)
5月23日 債権者より室内写真送ってくれと連絡あり。賃貸中なのでそんなの無理と伝えますが、売主から賃借人に話してもらう。
6月2日 賃借人から写真OK、売却するなら内覧も協力する、金額によっては購入も検討する
6月3日 債権者より、すぐに空室にならないなら競売手続き進めます。
ワンルームマンション、アパートなどの投資物件が任意売却出来ないと言うことではありません。居住用で住宅ローンを組んでいるのに賃貸にしてしまっているケースにおいて、一部の金融機関では任意売却を認めないという話しです。