
中止から一転、鎌倉市主催で開催が決まった鎌倉花火大会に行ってきました。
由比ケ浜は混雑していて閉鎖されていたため、材木座の海岸からでした。
海上で扇形に開く水中花火はすごかったです。
さて、今日は「賃貸物件は引越し代がもらえるか?」です。
マイホームを売却してもローンを全額返済できない任意売却において、一部を引越し代として認めてくれる場合があります。
例えば、マイホームのローンが3000万円まだ残っていて、2000万円で売れたとします。2000万円の内訳は以下の通りです。
【売却代金2000万円の内訳】
70万円 仲介手数料
3万円 司法書士への費用
15万円 管理費の滞納
30万円 引っ越し代
1882万円 ローンの返済
結果
ローン残高(3000万円)-返済(1882万円)=任意売却後のローン残高(1118万円)
となります。
売却諸費用は、売却代金の中から支払い、残った金額をローンの返済に充てます。
ただ、引っ越しするための契約金(運送費、敷金、礼金、前家賃など)は、それなれのお金もかかりますので、取引を円滑に進めるためにも、債権者は「引越し代」として、30万円程認めてくれる場合があります。
それでは、マイホームに居住中でない、賃貸中の場合はどうなるのか?
その物件に住んでいないわけですから、引っ越しする必要もありません。当然、引っ越し代なんてもらえません。
しかし、最近では債権者によって、引越し代がもらえるケースもあるんです。
賃貸中であれば、預かっている敷金があれば、それを新所有者に渡さないといけません。家賃10万円、敷金2ヶ月分なら20万円です。敷金は預り金ですから、賃借人が退去の際にお返ししなければいけませんが、ローンの支払いが出来ていないオーナさんは、その預かり金もすでに手元にはありません。
そういった意味で、引っ越し代を認めてくれる場合もあります。
まれなケースですけど、このようなケースもありますので、お困りの場合は、お早めに聞いてください!