
任意売却アドバイザーの板垣です。
桜の開花宣言が今日ありそうですが、みなとみらいの大寒桜は8分咲き?です。
さて、表題の「住宅ローンを払えなくなる人の割合」って
どの程度いるのか気になりますよね。
住宅ローンを払えなくなってしまった人の割合を示す、明確な統計情報は公表されていないため、詳しい実態はわかっていません。
住宅金融支援機構のリスク管理債権の調査データをもとに、参考値ではありますが住宅ローンを払えなくなってしまった人の割合を見てみます。
リスク管理債権とは、返済が滞っていたり、破綻してしまっている貸出債権のことを言います。
住宅金融支援機構の平成29年度における調査ですと、貸し出された貸出金の元金残高が23兆3259億円、3カ月以上住宅ローンの返済が滞っていたり、破綻しているリスク管理債権は3949億円となっています。
ここから住宅ローンを払えなくなっている割合は、1.69%程度 ということになります。
多いか少ないかの感じ方はいろいろだと思います。
もし1.69%に入ってしまうようなことがあっても、早期段階であれば、リスケ等で抜け出せるかもしれません。万が一の時はお早めに専門家へ相談してください。